4月18日(月)、学校内での火災発生を想定した避難訓練を行いました。
報知器が作動すると、まず出火場所に近い教室の先生たちが消火器をもって初期消火に当たりました。
消火活動と同時に119番への通報を行い、児童生徒はグラウンドへの避難を開始しました。使用できる階段はひとつに限られましたが、「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」という約束ごとをしっかり守り、安全に屋外へ逃げることができました。
芳川消防署の方から、「緊急時の避難はありの行列をイメージしてください。先頭の人がペースをつくり、最後尾の人が周囲を確認しながら行動してほしい。」とのお話がありました。
その後、教職員と児童生徒から6名が実践形式の消火訓練を行い、消火器で火に見立てたコーンを狙い水をかけました。一般的に粉末が入った消火器の放射時間はわずか15秒程度。退路を確保したうえで消火器を使うことや火元を的確に狙うといった説明のほか、「火は生き物であり、消そうとする人に向かってくることがあります。火が自分の背より高く上がっていたり、危険を感じたりしたときは、まず自分の安全を守って下さい。周りの人にも助けを求め、無理な消火活動は行わないように。」と話して下さいました。
被害をできるだけ少なくするためには、ひとりひとりが社会の安全を保とうと意識すること。その重要性をこの避難訓練でしっかり学ぶことができました。
ご協力いただいた芳川消防署のみなさん、ありがとうございました。