2月9日(火)、小学5年生が松本市里山辺にあるテレビ松本ケーブルビジョン本社を訪れました。社会科で『情報とわたしたちのくらし』を学習した5年生は、「情報」がどのように作られ、どのように伝えられるのか、テレビ局の現場を見て放送の仕組みへの理解を深めました。また、最新の4Kテレビや映像にまつわる技術、災害発生時の放送などについて詳しい説明を受けました。
ところで、視聴者は「正しい情報を映像と音で早く知りたい」と思うもの。しかし、実際はそうすることが叶わない場合もあります。東日本大震災では報道現場も大混乱にみまわれました。この教訓を生かし、テレビ松本ではテレビに加えラジオ放送のシステムにも力を入れています。
例えば県内で地震が発生したとして、松本市周辺の被害が少なくても他の地域では大きな影響が出ているかもしれません。速やかに現地に向かい、状況を確認しながら正しい情報をテレビやラジオの中継で知らせるという報道の仕事は、時に危険も伴う大変な仕事。災害時や停電が起きた場合でも放送が滞らないように、年1回の訓練で、放送にまつわるいろいろな準備を入念行っているのだそうです。