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身近な調味料「味噌」を自分の手で  小学3年生が石井味噌を見学

投稿日:2016.02.09

小学校 第Ⅰ期

113日(水)、小学3年生が社会科の学習で石井味噌(松本市埋橋)を訪問し、味噌がどのように作られているのかを見学しました。


長野県の味噌生産量は47パーセントで全国1位。大豆、こうじ、塩というシンプルな材料から作られる味噌は、お味噌汁などで口にすることがとても多い調味料です。見学には味噌の仕込み体験もあり、児童たちは一様に興味津々でした。


慶応4年に創業し150年近い伝統を持つ石井味噌では、国産の材料だけを使い、天然醸造にこだわった製法を守って「三年味噌」を作っています。数々の手間ひまをかけ、三年という長い期間を経て味噌はできあがっていくのだそうです。


 


お待ちかねの仕込み体験では、大きな窯で柔らかく煮上げた大豆をつぶし、米麹、塩と混ぜて、団子状にしていきます。しかし、すべての材料を均等に混ぜるのはなかなか大変な作業。味噌作りの大変さを身をもって知ることができました。できあがった団子は空気が入らないように容器に詰め、秘伝の種味噌をちょこんと乗せて、仕込みの一連の作業は終わりです。


ここから食べられる味噌ができるまでは約1年。自分の手で仕込んだ「一年味噌」のできあがりが、今から楽しみです。