投稿日:2015.08.06
8月6日(木)、教員の夏期研修にて、芳川消防署の方に来て頂いて救命救急講習を行いました。
才教学園は、子ども達にとって安全安心な学校を目指し、学校の安全管理体制の整備、不審者対策訓練を始めとした防犯教育の充実、施設設備整備、教職員の一層の危機管理意識の向上など、日々心掛けています。安全安心に生活していても、いつ何時何が起こるかわかりません。万が一の時に、子ども達を守るために、去年に引き続き救命救急講習を行いました。
今回の講習では、AEDを使って、心臓や呼吸が止まった人に対して行う、救命処置の練習を行いました。まず、意識があるか確認をし、大声で叫び応援を呼び119番通報、AEDを依頼し、呼吸がなかった場合、胸骨圧迫から、心肺蘇生を行い、AEDを装着し、電気ショックを行う練習でした。
子ども達の命を守るための講習ですので、教員の意識は高く、「AEDから電気ショックは必要ないというメッセージが流れた場合、どうするのですか。」等、質問も次々と出て、集中して練習をしていました。
去年は、赤十字の救急救命講習を行い、学校にも、AEDが2台設置されています。ところが、すでに忘れてしまっていることもあり、芳川消防署の方に一つひとつ教えて頂きました。
才教学園は、有り難いことに芳川消防署がほんの100mほどのところにあり、救急車もすぐ到着できますが、全国的に救急車が到着するまでには全国平均で約8分間かかるそうです。
心臓や呼吸が止まった人の治療は1分1秒を争います。命の危険が迫っている場面に遭遇した時は、教えて頂いたことを生かしていきます。