7月8日(水) 安曇野ちひろ美術館の方にお越し頂き、小学5年生対象に出前授業をして頂きました。
まず、いわさきちひろさんの人生や作品についてお話しして頂きました。平和への願いを作品に込めて描いていること、信州を愛した思い等聞くことができました。
その後、ちひろさんの作品で使われている水彩技法”にじみ”の体験をしました。水でぬらした画用紙に3色の絵の具をのせてオリジナルの画用紙を作りました。乾かしてできた画用紙を型で切り取り、カードに貼りました。
「同じ型でも場所によっても見え方が違う。」「3色しかないけど、いろんな色ができる。」と技法を楽しんでいました。
ちひろさんの作品の技法や生い立ち、作品への思いを学んだ後の子どもたちは、「繊細なタッチの絵が平和への願いを訴えているような気がしました。」「ちひろさんの祈りの気持ちが伝わりました。」「私たちも自然がゆたかになるようにしたいです。」などの感想を述べ、ちひろさんを身近に感じられたようです。
自分の思いを作品にすると人へ思いが伝わることを知りました。新しい技法をこれからの作品作りに生かしていってほしいです。
安曇野ちひろ美術館の皆様ありがとうございました。