6月11日(木)~12日(金)、小学5年生は、こだまの森へ1泊2日でキャンプに行きました。
こだまの森へ到着して、まず、イワナつかみどり体験を行いました。実際に川に入り、ビショビショになりながら魚を捕りました。泳いでいるイワナは、速く泳ぎ回るため、捕ることが難しいのですが、子ども達はコツをすぐに覚え、協力して追い込み、たくさんのイワナを捕ることができました。
その後は、自分で捕ったイワナを焼いて頂き食べました。頭から尻尾まで丸ごと一匹食べたことのない子も、「おいしい。」と言って残さず頂いていました。
次に、箸作り体験を行いました。地元の講師の方に教えて頂き、木を小刀で削って作りました。始めは小刀で削ることが慣れなかった子ども達も、少しずつ小刀の使い方に慣れ、箸を作ることができました。「お父さんにあげる。」、「お母さんにあげる。」、「妹にあげる。」などと言って、時間の経つのも忘れ、夢中になって家族のために作っていました。
迷路や長さ100mの巨大うんていもやりました。迷路は、走り回って汗だくになりながら、タイムを競いました。100mのうんていは、手の豆をつぶしながらも最後までやりきった子もいました。
夜は、キャンプファイアーをしました。「未来の火」、「感謝の火」、「健康の火」、「友情の火」の4つのトーチを持った子ども達がキャンプファイアーに点火し、フォークダンスを行ったり歌を歌ったりして楽しみました。小雨が降ってきましたが、雨か汗かわからなくなる程、一生懸命踊っていました。心に残る一生の思い出ができたと思います。
2日目は、野外炊事を行いました。薪に火をつけ、協力してカレーライスを作りました。薪に火をつけること、飯ごうでご飯を炊くこと、カレーの具材の切り方、煮こむ時間など、細かいことはわからないことばかりでしたが、友だちと話し合いながら作りました。とてもおいしくできた子、ご飯が焦げてしまった子など出来も様々でしたが、野外で苦労して自分で作ったカレーライスは、おいしかったようです。
1泊2日の集団活動を通して、日常生活ではできないことに挑戦し、仲間意識を高め、各自が責任を持って役割を実行することができました。
キャンプで学んだことを今後の生活に活かしてほしいです。