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6年 卒音ステージ『imagine』

6年 卒音ステージ『imagine』

投稿日:2023.01.24

 毎年当たり前のように行われていた松本市の卒業音楽会も形式が変わったり中止になったりと落ち着かない中、今年の6年生が練習を進めてきたのが『imagine』の合唱でした。
 ここでは日本語の歌詞(意訳)を載せていますが、6年生が実際に行ったのは英語詞での歌唱。詞の意味を調べて意図を汲み取り、温かな世界観が現在も色褪せないのはなぜか、そのようなことにも思いを馳せたのかもしれません。学校で勉強できること、さいきょう祭が開催できること・・・こうしたことも、当たり前にできるわけではなくなってしまいました。
 この曲が発表されたのは半世紀以上前のこと。歌詞には、作者の悲しみや絶望といった思いを感じ取れるところがありますが、6年生の透き通った歌声は、聞く人の中にある想像力の余白を押し広げていくような清々しさに満ちていました。
 


天国なんてない 足元には地獄なんてない
私達の上にはただ空がある
殺す理由はない 死ぬ理由も宗教もない
みんなが平和に生きていると想像してみて
人は私のことを夢想家だと言うかもしれない
でも、私は一人ではない
いつかみんなが、きっと世界が、ひとつになる