投稿日:2019.12.03
ドラムロールにあわせてMCが登場し、これから始まる9年生の演目紹介を行いました。披露するのは、ミュージカルの名曲から厳選した6曲。演出や振り付けなどは、ほぼ自分たちで作り上げてきました。世界観の異なる曲の合唱奏は、最高学年の彼らにとって最後となるさいきょう祭に相応しい圧巻のステージで、会場を大きく湧かせました。 ♪The Phantom of the Opera (『オペラ座の怪人』より) オープニングを飾ったのは、『オペラ座の怪人』から「♪The Phantom of the Opera」。醜い容姿を隠し人目につかない場所で生きる“怪人”と、「あなたの外見を恐れない。私は見た目にとらわれることなく接するわ」と応えるヒロインが主人公の悲劇の物語です。 厚みのある合唱は怪しい雰囲気を漂わせつつ、ラストの見事なハイソプラノが会場に響き渡ると、一曲目から大きな拍手が起こりました。 ♪The Music of the Night (『オペラ座の怪人』より) 2曲目も『オペラ座の怪人』から。劇中では「音楽の天使」に扮する怪人が恋人のいるクリスティーヌへの募る想いを届けようとする切ない愛の歌として使われています。男子23人が心をひとつにした凛々しい歌声はしっとりと優しく響いて、夜の闇に溶け込んでいくようでした。 ♪ありのままで (『アナと雪の女王』より) 強い意志をもって未来に向かって歩き出す女性のしなやかな逞しさを、女子27人で歌いました。軽やかなステップ、次々と入れ替わるように前に出てきて歌う様子に、「自らの可能性を信じ、思い切って行動してみよう」という気持ちが込められていたように感じられました。
♪The Phantom of the Opera
♪The Music of the Night
♪ありのままで