投稿日:2019.12.03
陸に揚げた魚のなんて大きいこと。保存食にすることも考えて、魚に手を付けるのはいったんお預け。 魚との格闘の疲れを癒すためにも、まずはぐっすり眠ることにしたねこたちですが、夜の闇の中で声が聞こえます。 ……むしゃむしゃ……おいしー!……たまんない!…… 明くる朝。丸々と大きな魚は、なんと骨だけになっていました。 「えー!?」と驚きの声を上げたねこたちのお腹は、あらら…皆一様にパンパン。寄りによって全員が、疲れもそっちのけ、闇に紛れて魚を食べてしまっていたのです。 ともかく、あたりを見回せば、そこは空気も景色も最高の場所。 「みんなで仲良く力を合わせれば、どんなこともできる!」 「ぼくらの新しい国をつくろう!」 そうしてここに、天国のような『のらねこ共和国』が誕生したのです。
最後の歌が終わると、ミュージカルを音楽で支えた楽団も舞台に上がり、全員そろってカーテンコールに応えた6年生。ノリノリでリズミカルな歌やダンスを披露し、一匹一匹のキャラクターもとても魅力的でした。「そうそう、ねこってこんな感じだ」と、思わずうなずいたり、くすっと笑える場面もあったり、ニャンとも幸せな舞台でした。
獲った魚は本当に大きい!
みんなのお腹はパンパン
のらねこ共和国の誕生