投稿日:2023.08.08
戦いの熱さを少しクールダウンさせて、全校は閉会式へ。
【実行委員長挨拶】
「無事に体育祭を終えることができました。悔いの残らない勝負ができましたか? 楽しかったこと、勝てて嬉しかったこともあると思います。一方、悔しい思いをした人もいると思います。それらの感情は、みなさんが真剣に、全力で、体育祭に取り組んでいた証拠だと思います。この体験はきっと、みなさんの大切な思い出になるでしょう。
保護者のみなさま、今年度の体育祭はいかがでしたか? ご来賓、保護者のみなさま、先生方、最後まで応援の言葉やサポートをありがとうございました。
こうして体育祭を開催できたこと、応援に来てくださった方々に感謝し、頑張った自分自身に拍手を送りましょう。みなさん、本当にお疲れ様でした。」
実行委員長の挨拶に続き、得点係長からまず「学校長賞」の発表が行われました。Ⅰ期徒競走で、男女別に各学年1位のタイムを出した生徒に贈られました。名前を呼ばれ、校長から「おめでとう」「頑張りましたね」と声をかけられ、こつんとグータッチ。笑顔で賞状を受け取り、記念写真に納まる姿も堂々としていました。
いよいよ総合優勝の発表です。
「第18回体育祭、赤組201点、白組194点。総合優勝は赤組」
得点係長の言葉が終わるより前に、赤組からは勝利を心から喜ぶ声が溢れました。一時は100点以上あった点差を、後半の競技で勝利を重ねて巻き返した赤組は、最終的に7点差で総合優勝に輝きました。
白組からは、好敵手への敬意と自分たちの頑張りを称える拍手。どちらも本当に大健闘の一日でした。
総合優勝の賞状とカップを手渡す際、校長は赤組正副キャプテンに「おめでとう。最後まで、よく諦めずに頑張りましたね」と優しく話かけました。また、MVPに輝いた鎌倉くん(赤組)にも、トロフィーを渡しながら「素晴らしい活躍でした」との一言を贈りました。
【学校長講評】
「赤組のみなさん、優勝おめでとう。最後の最後まで諦めずに頑張ることの大切さ、それを身をもって学んだと思います。ぜひ今日のこの勝利の喜びを忘れず、これからの学校生活に生かしてください。
白組のみなさん、お疲れ様でした。一歩、届かなかった。みなさんの中に油断があったとは思いませんが、赤組の気迫が上回ったのだと思います。でも、この接戦の経験を忘れないでください。今年悔しい思いをした1年生から8年生には、来年がある。雪辱を果たしてください。
本当にすばらしい体育祭になりました。私は、何よりもみなさんが競技に全力、応援に全力、係の仕事に全力する姿が美しかったと思います。
多くの卒業生も駆けつけてくれました。先輩から受け継いだその美しい伝統を、これからもつないでいってください。
すばらしい戦いを見せてもらったこと、みなさんに感謝します。