投稿日:2023.08.08
1回のみのレースで勝敗の行方が注目される競技「台風の目」では、7年生から9年生が活躍しました。
長い棒を4人で持ち、コーンを1周したりバーを飛び越えたりとどちらの組からも目が離せません。配点もこの競技だけで30点と高く、赤組はなんとしても一矢報いて得点したいところです。
「大玉運び」同様に、ミスの量産は避けたいところ。ここでの勝利を得ようと、走り終えた生徒たちからは「いいぞ、その調子!」「焦らなくていいよ!」「大丈夫、いけるいける!」といった声が飛び交っていました。熱心に練習してきた成果を発揮し、両軍に大きな差はなく順調なレース展開となりました。
しかし、リードしていた赤組に最終版でバーを落とすアクシデント。コーンやバーを元に戻し、4人でバーの手前まで戻って再び走り出す・・・リカバリーにはどうしても時間を要します。この間に猛追の白組、待機列の上下に棒を通し終え、歓声の中で自軍の旗を中央のポストに突き立てました。赤組の生徒たちの頬には、勝利と30点を逃した悔しさに涙が流れていました。
赤白いずれ劣らぬ名勝負に、入退場門や応援席の後輩たちから「すごかったです」「悔しいけどかっこよかった」など、健闘を讃える声が後を絶ちませんでした。