投稿日:2019.09.11
上級生の選抜メンバーで争うリレー。午前最後の競技とあって、競技を見守る生徒たちの応援にもひときわ力が入ります。 各組2チームずつ、バトンは白組が白と青、赤組が赤、黄です。5・6年生はトラック半周、7~9年生はトラック1周を走ります。 はじめは女子によるリレー。抜いて抜かれてを繰り返し、丁寧なバトンパスでつないでいきます。着順は青、黄、赤、白となりました。 次に行われた男子リレーは、これぞ選抜の走りというダイナミックなものでした。バトンパス後の勢い余る転倒、速度を上げながらバトンを受け取る様子に、練習時間の少なさを感じさせないチームもありました。しかし、順位が確定すると、痛恨のミスが発覚。―というのも、リレーゾーンをオーバーしてバトンのパスが行われたとの判定が下ったためです。一位でゴールテープを切った男子白バトンチームの落胆ぶりは相当のものでした。
拍手に包まれたウィニングランからの戻りに合わせ、すべての選手が退場していきましたが、その後、客席から見えない裏手では、白組女子選手の目からこぼれる涙。男子チームも、後悔の色が濃く滲んでいました。先のバトンミスのアクシデントはありましたが、練習を積み、築き上げてきた絆の大切さがわかった競技でもありました。肩を寄せ合って健闘を称え合う姿が、とても印象的でした。